配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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研究成果の概要 |
院外心停止傷病者全国データを用いた観察研究を行い、1か月後死亡予測に対する特異度99%以上となる新たな現場蘇生中止基準を開発した。救急隊の現場到着後, 次の5基準すべてを満たした場合, 蘇生を中止できると考えた. その5基準は, (1)初期心電図が心静止(2)目撃なし(3)年齢81歳以上(4)バイスタンダーによる救命処置なし(5)救急隊が14分間救命処置を実施しても自己心拍再開なし,である. 本基準の1か月後の死亡予測に対する特異度と陽性的中率は, それぞれ開発群99.2%と99.7%, 検証群99.5%と99.8% であった. 本基準の該当傷病者は開発群10.6%,検証群10.4%であった。
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