研究課題/領域番号 |
18K10127
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58040:法医学関連
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研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
木下 博之 香川大学, 医学部, 教授 (00284357)
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研究分担者 |
田中 直子 香川大学, 医学部, 講師 (60700052)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | メトヘモグロビン血症 / イオンクロマトグラフィー / 中毒 / 陰イオン / 亜硝酸塩 / オキシメーター / 重症度 / 病態 / 硝酸塩 / メトヘモグロビン / 亜硝酸イオン / 硝酸イオン / 塩素酸イオン / 塩素酸塩 |
研究成果の概要 |
異常ヘモグロビンの一つであるメトヘモグロビン(MetHb)は、酸化剤などの化学物質の摂取による中毒の際にも増加することがある。MetHb自体には酸素との結合能がないため、MetHb血症の病態や重症度評価にはMetHbを指標としている。MetHbはオキシメータで測定を行っており、オキシメータの法医学的応用に関連して、これまでに得られたデータを取りまとめて発表した。 MetHbの増加が中毒による場合、原因物質の特定も法医学的には不可欠である。そこで、硝酸、亜硝酸、塩素酸、次亜塩素酸などの陰イオン化合物を中心に、生体試料からの測定法の確立と病態メカニズムの解析とその評価を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
病態や重症度評価の指標となるメトヘモグロビン(MetHb)の測定に用いられているオキシメータは、近年法医学領域でも活用されているが、MetHbについての報告はまだ少なく、法医学実務への貢献は大きいと思われる。 MetHb血症の原因の一つである中毒の際に、原因となる陰イオン化合物の分析についても、実務での応用の報告は少なく、適切な試料の選択とその前処理が重要である点については、今後の応用への展開が期待できると思われる。
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