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Transcriptomeを応用した法医病理学的損傷受傷時期推定法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 18K10129
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58040:法医学関連
研究機関長崎大学

研究代表者

池松 和哉  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 教授 (80332857)

研究分担者 梅原 敬弘  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 助教 (60617421)
村瀬 壮彦  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 助教 (40823315)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワード損傷時期推定 / マウス / Transcriptome / CD5L/AIM / 損傷 / 受傷時期推定 / 損傷受傷時期推定
研究成果の概要

法医学実務において、創傷の受傷時期推定は重要であり、受傷時期特異的な生体マーカー候補を探索する目的として、マウス損傷皮膚の経時的mRNA包括的発現解析を行った。受傷後 0.5~9日の経過において、12887種のmRNAに有意な発現変動が認められた。主成分分析では第一、二主成分において、0.5、1日群で大きく変化し、その後経時的に0日群との差異が低減した。CD5Lに着目し、1日で発現量が多いことが認められた。今後、サンプル数の増加を検討し研究を進め、発現のピーク・発現が増加する期間を明確にできれば、CD5Lを受傷後1~5日の受傷時期マーカーとして十分に応用しうると考える。

研究成果の学術的意義や社会的意義

損傷受傷後の特定の期日に発現する最適な診断マーカーが同定できれば、現在この受傷時期の判定に苦慮している法医病理学の分野で利用価値は著しく高い。 本研究にて、皮膚損傷部の受傷後のTrascriptome解析にて詳細な遺伝子発現プロフィールが得られた。また、このデータを基盤として、Birc5、DRAXIN、SERPINB12及びCD5L/AIMの発現を検討し、CD5Lが受傷後1~5日の受傷時期マーカーであることを確認した。本研究の応用によって、より精度の高い法医解剖鑑定が可能となり、その社会的貢献は極めて多大になるものと考える。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

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