研究課題/領域番号 |
18K10163
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
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研究機関 | 兵庫大学 (2020-2022) 国際医療福祉大学 (2018-2019) |
研究代表者 |
原田 広枝 兵庫大学, 看護学部, 教授 (60380383)
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研究分担者 |
長弘 千恵 兵庫大学, 看護学研究科, 教授 (00289498)
前田 和香子 国際医療福祉大学, 福岡看護学部, 講師 (90735226)
末永 陽子 福岡看護大学, 看護学部, 講師 (00715154)
坂 美奈子 佐賀大学, 医学部, 准教授 (30768594)
南嶋 里佳 国際医療福祉大学, 福岡看護学部, 助教 (10783764)
大植 崇 兵庫大学, 看護学部, 准教授 (80607789)
大植 由佳 兵庫大学, 看護学部, 准教授 (10612450)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 中途採用者 / 女性看護師 / 職場適応 / 転職 / 転職支援 / トランジション / 移行プロセス / 移行支援 / 中途採用看護師 / 看護管理者 / キャリア発達 / 職場適応過程 / キャリア発達プログラム / 職場再適応 / プログラム開発 |
研究成果の概要 |
看護師7名のインタビュー調査では、転職看護師の職業アイデンティティはある程度形成された状態で転職を準備し、転職後は前職の業務内容との不一致に遭遇するが転職前の仕事経験を活かして職場に順応しており、最終的には職業人としての自己概念がより安定化する傾向が伺えた。 212名の質問紙調査では、職場適応過程は〈準備〉〈遭遇〉〈順応〉〈安定化〉の4局面で説明され,前職の業務内容との不一致に遭遇時には転職前の経験と準備を活用し、組織のサポート体制は職場への再適応に影響することが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、転職者自身のリアルな経験を基に職場への再適応過程の解明や再適応への支援を検討して、転職という節目における職場適応過程の4局面を明らかにし、転職前の仕事経験や準備、職業的アイデンティティの獲得及び転職先の組織のサポート体制の有効性を示唆した。 結果、若手女性看護師には、新たな職場への円滑な移行やキャリア発達、休職後の職場復帰の一助になり、看護部組織には、キャリア開発支援や人的資源育成に貢献する。
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