研究課題/領域番号 |
18K10207
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
|
研究機関 | 青森中央学院大学 |
研究代表者 |
三國 裕子 青森中央学院大学, 看護学部, 特任教授 (80707323)
|
研究分担者 |
千葉 正司 弘前学院大学, 看護学部, 客員教授 (40003652)
岡本 珠織 (藤澤珠織) 青森中央学院大学, 看護学部, 准教授 (70595694)
成田 大一 弘前大学, 保健学研究科, 客員研究員 (90455733)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
|
キーワード | 手背静脈弓 / 静脈穿刺 / 皮静脈 / 皮神経 / 基礎看護技術 / 手背 / 動脈 |
研究成果の概要 |
本研究は、47側の献体調査により、手背静脈弓(網)の形成、斜静脈と上行静脈の出現に基づき、手背の皮静脈の走行パターンを9タイプに分類し、その特徴を明らかにした。さらに、手背の皮静脈の弁の出現、皮神経・動脈の走行を合わせて分析し、橈側皮静脈と斜静脈の橈側が、静脈注射の際に注意すべき部位であると考えた。 以上の特徴ならびに皮静脈の外径から、手背静脈弓(網)の尺側が、比較的安全で静脈穿刺に適切な部位との結論を得た。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
静脈穿刺は静脈内注射、採血として医療機関などで実施される頻度が高い技術である。この技術を安全かつ正確に実施するために、穿刺部位の選定が重要である。本研究は、これまで行ってきた静脈穿刺部位に関する研究を活用し、前腕から手背における安全な静脈穿刺部位を献体による調査から分析を行った。 その結果、手背静脈弓(網)の形成に関する皮静脈の走行パターンを明らかにした。このパターンを基に、皮静脈の弁の出現、皮神経・動脈の走行を合わせて分析し、安全な静脈穿刺部位の選定を行った。これは、基礎看護学と解剖学の両面から意義のある結果であると考える。
|