研究課題/領域番号 |
18K10226
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
高田 望 東北大学, 医学系研究科, 助教 (60746840)
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研究分担者 |
朝倉 京子 東北大学, 医学系研究科, 教授 (00360016)
吉沢 豊予子 東北大学, 医学系研究科, 教授 (80281252)
宮下 光令 東北大学, 医学系研究科, 教授 (90301142)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 看護の質評価 / 患者経験 / Patient eXperience / システム開発 / 患者経験価値 / PXサーベイ / 医療の質 / 看護の質 / Web調査 / 電子カルテ |
研究成果の概要 |
本研究は、新たな看護の質評価方法を検討することが目的であった。看護の質評価がネガティブイベントの発生率に偏りがちであることを課題と捉え、ポジティブな側面から看護の質評価を試みた。その結果、医療の質の1側面である患者中心性に着目した。患者が患者中心の医療を享受できることは看護の重要な課題である。患者中心性を測定するため、患者経験という概念を取り入れた。患者経験は患者が医療を受ける中で望ましい経験をできたかどうかを患者自身が評価するものである。本研究課題では、患者経験を測定するためのWeb調査システムを構築し、臨床でのシステム導入及び評価を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、看護の質評価指標として患者経験に着目する重要性を明らかにした。また、患者経験を評価システムを臨床で導入することが出来る可能性を示唆した。一方で、患者経験を測定するための尺度は学術的および臨床的な課題を有することも明らかになり、さらなる研究の必要性が示された。患者経験は今後の看護の質向上に寄与することが期待される。
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