研究課題/領域番号 |
18K10239
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
佐藤 みほ 横浜市立大学, 医学部, 准教授 (30588398)
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研究分担者 |
宮川 祥子 慶應義塾大学, 看護医療学部(藤沢), 准教授 (00338203)
藤村 朗子 東京医療保健大学, 看護学部, 准教授 (80438853)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 看護学教育 / デジタルファブリケーション / 解剖学教育 / 3Dプリンタ / 解剖模型 / 人体の構造と機能 / 臓器模型 |
研究成果の概要 |
本研究では、看護学生の解剖学の知識に基づく実践的知識の定着を目指した学習支援システム開発、有用性と導入可能性の検証を目的とした。システムに搭載する学習支援内容やレベル検討のために、解剖学を担当する看護系大学教員を対象に当該科目における教授方法、教授上の困難や工夫に関する実態調査を実施した。その結果、「教育環境の制約」「教育内容を学習者のレディネスに合わせることの難しさ」「看護学における解剖学の意味づけの難しさ」などの困難を抱えており、「隣接する学問分野との統合を図る」「立体的な人体構造イメージ化の促し」「看護の視点からの理解を促す」などを意識した授業運営を行なっていることが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究にて実施した調査より明らかにされた解剖学教育における課題は、今後の解剖学教育改善の基礎資料として有益と考えられる。また課題のみならず、看護学生の解剖学に対する理解を進めるために既に実践されている様々な工夫が記述的に示されたことは、教育手法の知の共有ともなり得るため、大学、地域を超えて協調しながら解剖学教育の発展に寄与しうるものと考える。
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