研究課題/領域番号 |
18K10268
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
竹原 君江 名古屋大学, 医学系研究科(保健), 准教授 (70709865)
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研究分担者 |
常深 祐一郎 埼玉医科大学, 医学部, 教授 (00361478)
峰松 健夫 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 特任准教授 (00398752)
大江 真琴 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 特任准教授 (60389939)
真田 弘美 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 教授 (50143920)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | フットケア / 足白癬 / スクリーニング / 可視化技術 / 糖尿病足病変 / 早期発見 |
研究成果の概要 |
足部白癬は糖尿病足潰瘍のリスク要因であり、早期発見が重要である。本研究の目的は、足部白癬スクリーニングシステム構築のための理工学的アプローチによる白癬可視化技術を開発することである。 工学的アプローチでは、深層学習により足白癬領域を検出する画像処理手法を開発し、足白癬のある足底画像で1領域は確実に白癬領域を推定できた。 理学的アプローチでは、白癬菌が角層に侵入する際に分泌されるケラチナーゼに着目し、蛍光標識ケラチンを用いたヒト由来の白癬菌ケラチナーゼの可視化系を開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
足部白癬は自覚症状が少なく見逃されていたり、白癬様の所見を発見しても、乾燥等と類似している場合があるため視診による判別も難しかった。先行研究では白癬の確実な診断法について検討したものはあるが、皮膚科受診していない足部白癬保有者のスクリーニング法の研究はされてこなかった。本研究では、①AIによる視診で白癬により近い所見をピックアップし、②白癬菌を精度よく判別できるキットを用いるという2段階のスクリーニングシステムが構築できる可能性が示された。
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