研究課題/領域番号 |
18K10280
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
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研究機関 | 常葉大学 (2019-2023) 群馬県立県民健康科学大学 (2018) |
研究代表者 |
龍野 浩寿 常葉大学, 健康科学部, 教授 (50775161)
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研究分担者 |
鈴木 英子 国際医療福祉大学, 医療福祉学研究科, 教授 (20299879)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 精神障がい者 / 地域 / 生活機能 / 再入院 / 影響要因 / 質問紙調査 / 縦断研究 / 精神障害者 / 地域生活 / 精神障害 |
研究成果の概要 |
静岡県内の就労継続施設はR4で628施設あり、A型は24.3%、B型は75.7%の内訳であった。B型の施設は知的との併用を含め、半数近くあった。1施設の平均利用者は20名~50名程度と幅広く、勤務形態が多様であった。そのB型施設は115か所あり、精神障がい者を主とした利用施設は60施設程度存在している。利用者は1000名程度いることが示唆された。この実態調査を受けてベースライン調査の対象は静岡市内のB型施設の利用の全件調査とした。R6年度には再度ベースライン調査を行う予定である。コロナ禍の影響を受け、再入院の影響要因にコロナ禍の生活機能は重要な影響を与えていた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
厚生労働省は改革ビジョン「入院医療中心から地域生活中心へ」から、精神障害をもつ人の地域移行がすすめられてきた。 この結果、平均在院日数は短縮したが、入退院の回転ドア現象が起こっている。繰り返す入院は社会活動の参加を奪い、患者の意欲や収入、幸福感といったQOLの低下をもたらす。 本研究は、地域で暮らす精神障害をもつ人の再入院予防を意図し、精神障害をもつ人の生活機能(参加面)に注目し精神障害をもつ人の再入院の影響要因を明らかにすることで、今後再入院を予防し、精神障害者の地域定着を促進することとなり、結果、精神障害者の生活の質を向上することにつながる。また、国の医療費の削減にも寄与すると考える。
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