研究課題/領域番号 |
18K10350
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
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研究機関 | 岩手県立大学 |
研究代表者 |
内海 香子 岩手県立大学, 看護学部, 教授 (90261362)
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研究分担者 |
清水 安子 大阪大学, 医学系研究科, 教授 (50252705)
藤澤 由香 岩手県立大学, 看護学部, 講師 (60711942)
及川 紳代 岩手県立大学, 看護学部, 講師 (90527433)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | 糖尿病 / 慢性閉塞性肺疾患 / セルフケア / 慢性閉そく性肺疾患 / マルチモビディ / COPD / 困難 / 慢性呼吸不全 / 援助指針 / 複合疾患 |
研究成果の概要 |
慢性閉塞性肺疾患(以下、COPD)を併存する糖尿病患者のセルフケアについて明らかにし、適切な援助を検討することを目的に、14人の研究参加者に半構成的面接を実施し、看護質的統合法(NKJ法)による分析を行った。研究者の所属施設及び研究協力施設での倫理審査委員会から承認を得た。本研究の結果、COPDを併存する糖尿病患者のセルフケアは、両方のセルフケアを重視、COPDを重視し糖尿病のセルフケアを軽視、両方セルフケアを軽視に分類された。重視するセルフケアが異なる理由は、自覚症状の強さと病気の理解の程度が関係していると推測され、2つの病気の病態や関連性、セルフケアについて情報提供の必要性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
COPDを併存する糖尿病患者のセルフケアについて、3つのセルフケアのタイプがが明らかになり、看護者がCOPDを併存した糖尿病患者の疾病の認識やセルフケアを理解し、より適した看護を提供することが可能となる。本研究の結果から、1つの疾患のセルフケア支援から、多疾患併存状態にある患者に対する包括的なセルフケア支援の必要性を提言できた。
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