研究課題/領域番号 |
18K10456
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 東京家政大学短期大学部 |
研究代表者 |
及川 郁子 東京家政大学短期大学部, 短期大学部, 教授 (90185174)
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研究分担者 |
川口 千鶴 順天堂大学, 保健看護学部, 客員教授 (30119375)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 小児看護 / 保育施設 / 健康支援 / 学習プログラム / キャリアデザイン / 学習ガイドブック |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、保育所看護職が保育職とともに、子どもの健康支援者となるために必要な能力を向上させるための学習プログラムを開発することである。 「子どもの健康を支援する力」「子どもの権利を擁護する力」「組織の役割を協働して遂行する力」「自己を教育・研鑽する力」の4つの構成要素を軸に、新任期、中堅期、ベテラン期の3段階のレベル別に分け、レベル毎に、レベル目標、行動目標、学習内容、学習方法を明示した。また、レベル別の評価方法や参考資料なども掲載し、自己学習や研修会等で活用できるようにし、「保育所等で働く看護職の看護実践~キャリア形成に向けた学習ガイドブック~」として作成し、冊子体を配布した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
作成した学習ガイドブックは、文献や調査等をもとに4つの構成要素を軸に開発したもので、保育所等で働く看護職が個々に能力を開発、維持、向上させながら、自らのキャリア形成をしていくうえで指針とすることができる。また、看護職として一定水準の継続教育を行うための教育内容や学習方法が体系的に組み込まれており、これまでにない学習プログラムである。 本ガイドブックを活用して、①自らの職場に必要な看護実践能力の指標を明確にし、②看護実践能力を自他の適切な評価のもと、③子どもやその保護者への安心、安全な健康支援を提供するとともに、④ともに働く保育者など福祉職との協働・連携をより一層図ることが期待される。
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