研究課題/領域番号 |
18K10614
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 香川県立保健医療大学 |
研究代表者 |
片山 陽子 香川県立保健医療大学, 保健医療学部, 教授 (30403778)
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研究分担者 |
長江 弘子 亀田医療大学, 看護学部, 教授 (10265770)
酒井 昌子 聖隷クリストファー大学, 看護学部, 教授 (60236982)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 訪問看護師 / 尊厳ある死 / ターニングポイント / 判断 / 高齢者 / 尊顔ある死 / 臨床判断 / 尊厳 / 実践の可視化 / 人生の最終段階 / エンドオブライフ期 / インタビュー調査 / QOL |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、エンド・オブ・ライフケアを実践する訪問看護師が在宅高齢者の自分らしい尊厳ある生の全うを具現化するために行うターニングポイントの判断と、QOLの維持・向上を支え続ける看護実践プロセスの構造を明らかにすることである。看護師はターニングポイントの判断として、予後予測に基づいてトラジェクトリーを描き病態変化のポイントを見極めていた。高齢者の価値観を尊重する実践要素は、要介護高齢者の希望を叶えることが自分の務めという認識、高齢者が大切にしていることの探索、高齢者の大切にしていることの共有と希望の実現、笑顔で喜び合えた経験からのやりがいの獲得、自分自身の成長であることが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、EOLケアに携わる訪問看護師の判断と実践という実践知を可視化できることで、質の高いEOLケアの教育プログラム構築の基盤に資する。臨床的意義は、今後さらに増加する人生の最終段階にある高齢者のQOLの質向上に貢献できることである。
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