研究課題/領域番号 |
18K10634
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
古瀬 みどり 山形大学, 医学部, 教授 (30302251)
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研究分担者 |
大竹 まり子 山形大学, 医学部, 非常勤講師 (40333984)
東海林 美幸 仙台青葉学院短期大学, 看護学科, 講師 (90735911)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | アドバンス・ケア・プランニング / 訪問看護師 / 教育プログラム / 対話 / 在宅要介護高齢者 / エンドオブライフ・ケア / エンドオブライフケア / 在宅高齢者 / 家族 / 高齢者 |
研究成果の概要 |
訪問看護師が在宅高齢者のアドバンス・ケア・プランニング(以下ACP)を推進するための教育プログラムの開発を研究目的とした。ACPを推進す上での課題及び訪問看護におけるACPの支援プロセスを明らかにした。これらの結果より、訪問看護師に必要な教育プログラムの内容として、訪問看護利用者本人との基本的なコミュニケーションのトレーニングがACPの理解につながると考えた。ロールプレイを含んだ教育プログラムを考案し、訪問看護事業所3施設にて実施した。6か月後に評価のための面談を行い、プログラムの有効性を確認した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ACPファシリテーター養成には、わが国でもE-Fieldがあるが、小規模事業所に勤務する訪問看護師への普及は困難と思われる。わが国の訪問看護師の教育・業務上の経験や環境に見合った、ACP推進のための介入プログラムが提案されることで、加齢が進行し認知機能が低下した場合においても、高齢者や家族と状況の変化に合わせた対話を行ない、治療やケアについて情報提供し今後の生活を共に考え、高齢者の意向を尊重したエンドオブライフ・ケアを提供できる。また、そうした訪問看護師の支援が家族全体のセルフケア能力の向上や遺族の満足度向上につながる。
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