研究課題/領域番号 |
18K10646
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 神戸市看護大学 |
研究代表者 |
山岡 由実 神戸市看護大学, 看護学部, 准教授 (00326307)
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研究分担者 |
武用 百子 和歌山県立医科大学, 保健看護学部, 臨床教育准教授 (00290487)
丸本 典子 甲南女子大学, 看護リハビリテーション学部, 講師 (00336843)
坂口 豊代 神戸市看護大学, 看護学部, 助教 (00804824)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
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キーワード | 症状自己管理 / 長期休職 / 感情障害 / リカバリー / プログラム / 主体性 / リワーク / 自律性 / 気分障害 / 認知行動療法 / プログラム洗練 / 長期休職者 / プログラム実用化 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、リカバリー志向の症状自己管理プログラムの実用化に取り組み、効果を検証することである。研究方法は、質問紙データの量的分析及びインタビューデータの質的分析を組み合わせたデータソースのトライアンギュレーションを行い、継続的に評価することとした。 実用化に向けてプログラム教材(案)を作成し、洗練、修正する中で課題を明確にした。パイロットスタディを計画していたが、コロナ禍により対面での実施ができなかったため、精神看護の専門家でのオンラインでの検討を重ねた。また欧米でのPPIを導入した地域精神保健のプロジェクトを学び、今後に向けてICT、PPIを活用したプログラムへの修正を検討した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の目的は、職場復帰支援として、リカバリーと症状自己管理に焦点を当てたプログラムを開発し、その効果を継続的に評価することである。 国内外には、職場復帰に特化してリカバリーと症状自己管理に焦点を当てたプログラムは見あたらず、研究成果をもって気分障害全般に適用可能なプログラムの開発と実用化を目指す。長期的な効果をみることでリカバリー促進の新たなプログラムの一つとなる。この支援は「働き方・生き方への支援」という新しい視点を提供し、自殺予防に貢献する。またセルフケアへの看護援助技術の発展に貢献し、産業看護職の役割開発につなげることで、医療機関中心の支援では限界のある、復帰後の継続支援を充実できる。
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