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冷え症の後期高齢者に対する下肢触圧刺激の転倒予防ケア技術への応用

研究課題

研究課題/領域番号 18K10661
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
研究機関広島文化学園大学 (2021-2023)
人間環境大学 (2018-2020)

研究代表者

棚崎 由紀子  広島文化学園大学, 看護学部, 教授 (50461356)

研究分担者 奥田 泰子  広島文化学園大学, 看護学研究科, 教授 (30330773)
眞鍋 瑞穂  人間環境大学, 松山看護学部, 講師 (30805601)
羽藤 典子  人間環境大学, 松山看護学部, 准教授 (50626489)
吉村 裕之  人間環境大学, 松山看護学部, 教授 (70093945)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2024-03-31
研究課題ステータス 完了 (2023年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2018年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
キーワード転倒予防ケア技術 / 下肢触圧刺激 / 立位姿勢調節機能 / 冷え症 / 後期女性高齢者 / 立位姿勢調整機能 / 重心動揺 / 女性高齢者 / 温冷覚 / 転倒予防ケア / 後期高齢者 / 転倒予防
研究成果の概要

冷え症高齢者は,様々な加齢変化の影響とともに立位姿勢調節に重要な足底部からの圧感覚情報が乏しくなることから転倒リスクが高いと推測されている。下肢に冷え症状のある高齢女性は,健康な高齢女性に比べて足部の血流量や皮膚温は低下しており,温かさに鈍感で,足指間の筋力が弱い傾向にあり,立位時の身体の重心動揺が大きいことが明らかとなった。また足部マッサージ(下肢触圧刺激)により血流量が増加し皮膚温の上昇が認められたが,転倒予防ケアとしての有用性は検証できなかった。
下肢に冷えのある高齢者は転倒のリスクにつながると示唆されたことから,転倒予防のケア技術の更なる確立に向け,取り組む意義は大きいと考える。

研究成果の学術的意義や社会的意義

下肢に冷え症状のある後期高齢女性を対象に,多次元的な生理学的指標による冷え症高齢者の特性とともに,下肢触圧刺激(フットマッサージ)の転倒予防ケア技術としての有用性の検証に取り組んだ。これまで健康課題として扱われていなかった高齢者の冷え症が転倒のリスク要因として示唆されたことは,社会的課題である介護予防支援に直結する意義ある結果だと考える。しかし,下肢触圧刺激(フットマッサージ)については,末梢循環の促進が明らかになったものの転倒予防ケア技術としての検証に至らなかった。冷え症高齢者のおかれている実態をふまえ,症状緩和とともに転倒予防につながるケア技術の確立に取り組む意義は,今後も大きいと考える。

報告書

(7件)
  • 2023 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2023

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 足部に冷え症状ある後期高齢女性の温度感覚および姿勢調節機能2023

    • 著者名/発表者名
      棚﨑由紀子 奥田泰子
    • 学会等名
      第43回日本看護科学学会学術集会
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
  • [学会発表] 冷え症高齢者に対する皮膚触圧刺激の温度感覚および姿勢調節機能への影響2023

    • 著者名/発表者名
      棚﨑由紀子 羽藤典子 奥田泰子
    • 学会等名
      第21回日本看護技術学会学術集会
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2025-01-30  

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