研究課題/領域番号 |
18K10689
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
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研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
川手 信行 昭和大学, 医学部, 教授 (70255769)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 高齢者 / 活動性 / 加速度計測装置 / リハビリテーション / 活動量 / 活動・参加 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、高齢者の活動を促す新しいリハビリテーションプログラムの開発・普及である。高齢者の活動低下についての研究(Phase1)、活動プログラムの開発(Phase2)、プログラムの効果検証及び普及(Phase3)の3つ課題で成り立っている。今回の期間内ではPhase2まで行った。Phase1では対象者57名に対して、①メモリー加速度計装置での活動記録、③体力測定・活動調査(FAI・LSA)を行い、活動量は対象者の片足立ち時間やFAI、LSAとの相関が明確となった。Phase2では活動向上プログラムを検討し完成した。2024年度以降、Phase3プログラム効果実証に向け計画中である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
団塊の世代が75歳以上となる2025年を目途に、地域包括ケアシステムの構想が打ち出され、地域リハビリテーション支援の重要性が指摘されている。しかし、従来のリハビリテーション医療は筋力増強訓練や関節可動域訓練、起居動作訓練など身体機能に焦点が当てられ、活動・参加を促すリハビリテーション・プログラムは未熟であり、エビデンスも乏しくい。活動・参加の視点に立った新しい総合的・包括的リハビリテーション・プログラムを確立していく事は社会的意義があり、高齢者の日常の活動低下因子を多角的に捉え、その上で、活動・参加に対しての対策を十分に検討し、リハビリテーションプログラムを開発することは学術的にも意義がある。
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