研究課題/領域番号 |
18K10747
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
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研究機関 | 九州工業大学 |
研究代表者 |
坂井 伸朗 九州工業大学, 大学院工学研究院, 准教授 (60346814)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | Musculoskeletal system / Human walking / Walking robot / Biomimetics / Gait analysis / Musculockelstal system / Waking robot / ヒト歩行 / 二足歩行ロボット / ロッカーファンクション / 筋骨格構成 / 歩行 / 筋骨格モデル |
研究成果の概要 |
本研究はいわゆる2足歩行ロボットの研究に主眼をおくのではなく、ヒト下肢筋骨格構成とその機能発現メカニズムを探ることを目的とする。本研究ではロッカーファンクションの説明の最初に記載される初期荷重応答という、最初の踵接地から膝関節を曲げている歩行様式をとる。各筋はばねにより構成され、現時点でもモデルではそのばねに直列に配置した腱牽引モータを片脚あたり3個持つ。初期荷重応答から連続的に各筋が機能発現し、2次元歩行においてヒト歩行同様の歩容を得た。これにより、ロッカーファンクションとヒト下肢筋骨格構成の密接な関係性が深まった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
もし、機能が本当に理解されているならば、それを人工系で再現できるはずである。本研究では下肢リハビリテーションにおいて一つの指標とされるロッカーファンクション理論を用いて、下肢筋骨格構成を再現した、筋骨格型ロボット歩行シミュレータを実歩行させることに成功した。これにより、ロッカーファンクションを念頭とした歩行リハビリが力学的にも十分に説明がつくこと実証された。
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