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3D微細構造解析による損傷筋組織間質細胞相互機能の解明

研究課題

研究課題/領域番号 18K10762
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分59010:リハビリテーション科学関連
研究機関日本体育大学

研究代表者

小林 正利  日本体育大学, 体育学部, 教授 (30320154)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
キーワード骨格筋 / 損傷 / 筋修復 / FIB/SEM / 組織間質細胞 / 筋損傷 / 線維芽細胞 / マクロファージ / 白血球 / FIB SEM / 筋組織間質細胞 / 組織修復
研究成果の概要

骨格筋の損傷・修復過程で筋組織間質に集積する細胞の相互関係について、FIB/SEMをもちいて損傷1日後から7日後まで筋組織のデータを取得し、3D画像を作成し検討を行った。この結果、筋損傷1日後から7日後まで形態的特徴が異なるマクロファージ様細胞、線維芽細胞様細胞、白血球様細胞の3種類の細胞が損傷した骨格筋組織間質内に存在することを確認した。損傷5、7日後には筋管や中心核を持った筋線維が形成された。同時に間質の白血球様細胞、マクロファージ様細胞の数は減少傾向にあったが、線維芽細胞様細胞については修復筋線維周辺で筋線維を相互に囲む様に細胞性の3次元性ネットワークを形成していることを確認した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

筋損傷からの修復過程において、筋間質に多くの細胞が移入することは知られていたが、これらの細胞が相互にContactし、ネットワークを形成していることは本研究で初めて明らかになったものである。特に損傷7日後には線維芽細胞様細胞が修復筋を取り囲む様に存在していた。本研究で観察された細胞性ネットワークは、筋修復過程で偶然接触したものではない可能性が考えられ、これらの細胞同士が何らかの情報交換を行い、細胞の形質転換や補充、筋線維に侵入する際に大変重要な意味を持つのではないかということを示唆するものである。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

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