研究課題/領域番号 |
18K10764
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
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研究機関 | 帝京科学大学 |
研究代表者 |
齊藤 百合花 帝京科学大学, 医学教育センター, 講師 (00530099)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 末梢神経 / シュワン細胞 / 蛋白複合体 / シュミット・ランターマン切痕 / 髄鞘 / シュミットランターマン切痕 / 蛋白複合体欠失 / 運動障害 / 動的変化 / 運動障害出現 / 加齢 / ミエリン |
研究成果の概要 |
末梢神経にのみ存在するシュミット・ランターマン切痕(切痕)に蛋白複合体として局在する接着分子CADM4、膜骨格蛋白4.1G、MPP6、足場蛋白Lin7について本研究を行った結果、4.1GがCADM4およびMPP6を結合して切痕に運搬し、MPP6がLin7を結合して運搬しており、4.1G欠損ではMPP6欠損よりも加齢による構造異常や運動負荷による運動障害も誘導することが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究に用いた欠損マウスの末梢神経は、現在も完治する治療法が見つかっていない難治性疾患であるシャルコー・マリー・トゥース病の病変に一部似た病変を呈することが分かっている。この疾患は薬物治療が難しく、リハビリテーション治療が主に行われている。本研究結果においてリハビリテーション治療の運動負荷を行うことによる運動障害が見られたことは、運動負荷が本当に治療として適切かどうかの議論の参考となるものであり、今後の治療方針にも関わる結果であると考えられる。
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