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肩峰下疼痛症候群における肩甲骨運動によるサブグループ分類と運動療法の開発応用

研究課題

研究課題/領域番号 18K10770
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分59010:リハビリテーション科学関連
研究機関広島国際大学

研究代表者

木藤 伸宏  広島国際大学, 総合リハビリテーション学部, 教授 (40435061)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
キーワード肩甲上腕関節運動 / 肩甲骨運動 / 疼痛症候群 / サブグループ / コアスタビリティー / 体幹伸展運動 / 姿勢 / 胸椎伸展 / 運動協調性 / 筋活動 / 上肢挙上 / 肩峰下疼痛症候群 / 運動解析 / サブグループ解析
研究成果の概要

本研究は1) 健常者の上肢挙上中の肩甲骨と肩甲上腕関節の運動学的特徴とその協調的運動を明らかにすること、2) 肩甲骨と肩甲上腕関節運動の特徴によってサブグループに分類すること、3) サブグループ別に運動療法を開発すること、を目的に行った
本研究の結果より,健常者における上肢挙上運動中の肩甲上腕関節と肩甲骨運動の運動学的協調性は3つ存在することを明らかにした。また,上肢挙上運動中の健常者においても肩甲上腕関節と肩甲骨運動の運動学的特徴に基づいて3群にサブグループ分類できた。また、コアスタビリティーの低下は早期に体幹伸展運動を起こし、肩甲骨異常運動と筋の過活動につながることが明らかになった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

以下の3点は学術的意義・社会的意義をもつ
1) 肩甲骨と肩甲上腕関節運動の特徴によってサブグループに分類できたことは、今後の肩関節機能障害を有する者に対する理学療法の治療方針を決定する上で基礎となる重要な知見を提供する。2) 体幹伸展を制限した上肢挙上動作にて,制限条件なしの上肢挙上角度と大きく挙上角度が減少する者は,肩甲骨後傾角度の不足を反映していることが示された。3) コア・スタビリティーの低下は上肢挙上時の脊柱伸展運動に影響を与えるが,肩甲骨運動に与える影響には性差が存在することが明らかとなった。これらことは,コア・スタビリティーの評価と肩関節治療において基礎となる重要な知見を提供する。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

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