研究課題/領域番号 |
18K10782
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
|
研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
吉田 輝 鹿児島大学, 医歯学域鹿児島大学病院, 講師 (40347109)
|
研究分担者 |
大渡 昭彦 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 准教授 (30295282)
下堂薗 恵 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 教授 (30325782)
原田 雄大 鹿児島大学, 医歯学総合研究科, 客員研究員 (30755228)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | マイクロダイアリシス / 神経因性膀胱 / 脳梗塞 / ラット |
研究成果の概要 |
光感受性色素ローズベンガルを用いた脳梗塞ラットと正常ラットで小動物用排尿機能検査装置を用いて自由行動下での排尿活動を比較した。脳梗塞後の過活動膀胱モデルの確立を目的としていたが、自由行動下でのその病態の再現は困難であった。一方、小動物用排尿機能検査装置を用いた自由行動下での排尿活動と傍中脳水道灰白質でのセロトニンとドーパミンの動態をマイクロダイリシス法で同時に評価できる新たな実験系を確立し、排尿活動と同期するセロトニンの律動的な変化を明らかにすることができた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
小動物用排尿機能検査装置を用いた自由行動下での排尿活動と傍中脳水道灰白質でのセロトニンとドーパミンの動態をマイクロダイリシス法で同時に評価できる実験系を確立することができた。この実験系を用いることで、これまで行われてこなかった生理的条件下での長時間の排尿活動と脳内の神経伝達物質の動態の関連の検討が可能となり、排尿に関わる脳内の神経機構の解明や神経因性膀胱の病態の解明、新たな治療薬の開発につながることが期待される。
|