研究課題
基盤研究(C)
サルコペニアが高齢糖尿病患者で多いことから、サルコペニア構成要素における運動強度別の効果を検証するため、超音波エコーを用いた骨格筋評価法を検討した。その結果、下腿筋のなかでも前脛骨筋の超音波エコーを用いた筋厚および筋輝度評価が、サルコペニア判別ための簡便な評価法として有用である可能性があることを示した。現在は、治療介入の効果判定や遠隔期予後予測が可能となるかを明らかにすることを検討している。
サルコペニア合併高齢糖尿病患者に対して運動強度が血糖改善とともに骨格筋の筋量や筋質の改善が得られるかについては不明である。本研究により、これらを同時に評価できる方法のみならず高齢糖尿病患者に対する新たな運動療法を明確化することができる。本研究成果において、超音波エコーを用いた骨格筋評価法がサルコペニアに対して予測可能であること、簡便なアプローチ法として有用であることを示した。これらの結果は実臨床における評価法の確立に向け期待される。
すべて 2021 2020 2019 2018
すべて 雑誌論文 (5件) (うち国際共著 1件、 査読あり 5件、 オープンアクセス 2件) 学会発表 (9件) (うち国際学会 3件)
Precision Medicine
巻: 4 ページ: 462-466
大阪行岡医療大学紀要
巻: 8 ページ: 19-23
40022806635
JCSM Clinical Reports
巻: 6 ページ: 53-61
Journal of the American Medical Directors Association.
巻: 19 号: 9 ページ: 1185.e1-1185.e8
10.1016/j.jamda.2019.01.152
日本予防医学会雑誌
巻: 12 ページ: 34-39
40021825684