研究課題/領域番号 |
18K10805
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
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研究機関 | 広島国際大学 |
研究代表者 |
福岡 達之 広島国際大学, 総合リハビリテーション学部, 准教授 (10781289)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 舌の筋力トレーニング / 舌圧 / 努力嚥下 / 嚥下時舌圧 / 舌圧センサシート / ディトレーニング / 最大舌圧 / サルコペニア / 老嚥 / 嚥下障害 / 高齢者 / リハビリテーション |
研究成果の概要 |
本研究では、舌の筋力トレーニングが舌の筋力と嚥下時舌圧に及ぼす影響について検討した。健常若年者を対象に8週間の舌の筋力トレーニングを行い、トレーニング前後で最大舌圧および努力嚥下時の舌圧を舌圧センサシートにより評価した。結果から、最大舌圧および努力嚥下時の舌圧はどちらも有意に増加した。最大舌圧はトレーニング終了後4週間で低下したが、嚥下時舌圧は8週間後も高い値を維持していた。以上より、舌の筋力トレーニングは最大舌圧および嚥下時舌圧の増大に有効な方法と考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の目的は、舌の筋力トレーニングが舌の筋力および嚥下時舌圧に及ぼす効果を明らかにすることであった。本研究の結果から、舌の筋力トレーニングは舌の筋力である最大舌圧と嚥下時に産生される舌口蓋接触圧を高めることが明らかとなった。また、舌の筋力トレーニング終了後のディトレーニング効果に関して新たな知見を得ることができた。本研究で得られた成果により、嚥下機能が低下した高齢者および嚥下障害患者に対して舌の筋力トレーニングを行う際、舌圧に関する有用な情報を提供できると考えられる。
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