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筋肥大時に骨格筋の成長ホルモンに対する反応性は低下するのか

研究課題

研究課題/領域番号 18K10814
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分59020:スポーツ科学関連
研究機関名古屋工業大学

研究代表者

花井 淑晃  名古屋工業大学, 工学研究科, 准教授 (50360730)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード成長ホルモン / 成長ホルモン受容体 / 筋肥大 / GH / IGF-1 / GH受容体 / 骨格筋肥大
研究成果の概要

我々は骨格筋肥大時の成長ホルモンの作用について、筋のGH受容体発現調節の面から研究を行ってきた。
本研究では、筋肥大初期(4日まで)に観察されるGH受容体遺伝子発現の低下が骨格筋のGHに対する反応性に影響するのか否かを検討するために、片脚に4日間の代償性肥大を処置した下垂体摘除ラットにGH投与を行い、GHにより発現が誘導されるIGF-1発現の変化を対照脚と比較した。結果、肥大筋ではGH受容体発現の低下が見られたにもかかわらず、IGF-1反応には対照脚と比較して低下は観察されなかった。
筋肥大初期に肥大筋で生じるGH受容体の発現の低下には、GH誘導性のIGF-1反応には影響しないと考えられる。

研究成果の学術的意義や社会的意義

筋力トレーニングを実施するにあたって、その効率の問題は重要である。筋肥大初期には同化ホルモンである成長ホルモンの受容体の遺伝子発現が肥大筋で低下することが明らかとなっている。本研究では、この成長ホルモンの受容体遺伝子の発現の低下が、実際のGH投与に対する反応性に影響するのか否かについてIGF-1発現の誘導の面から検討を行い、影響は少ないことを明らかにした。
この知見は適切なトレーニング処方を考えるための基礎的成果として有用なものであると考える。

報告書

(6件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2024-01-30  

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