研究課題/領域番号 |
18K10838
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 鹿屋体育大学 |
研究代表者 |
沼尾 成晴 鹿屋体育大学, スポーツ生命科学系, 准教授 (90454074)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2020年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 一過性運動 / 運動トレーニング / アディポカイン / 脂質代謝 / 一過性有酸素性運動 / 脂肪分解 / 運動強度 / 運動習慣者 / 持久系競技者 / 筋力系競技者 / 推定糸球体濾過量速度 / 血液バイオマーカー / 静脈血 / 指尖血 / 脂肪酸結合タンパク質4 / 有酸素性運動 / 血液マーカー |
研究成果の概要 |
血中脂肪酸結合タンパク質4(FABP4)濃度は筋力系競技者よりも有酸素性系競技者で低値を示した。これは、トレーニング様式により血中FABP4濃度に対する影響が異なることを示唆している。また、一過性の有酸素性運動では運動中、血中FABP4濃度に変化はなかったが、運動終了後以降に血中FABP4濃度が上昇した。このことは運動中に生じる何らかの生理的要因が運動後の血中FABP4濃度に影響を及ぼしていることを示唆している。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果は、運動に対する血中FABP4の応答を明らかにでき、FABP4の生理的役割を解明する上で有用な情報を得られたことである。一般的に血中FABP4の増加は疾患の発症と関連するが、運動中や運動後で生じる血中FABP4増加の意味はそれとは異なる生理的反応であると考えられる。今後、その意味を明らかにすることは、運動により生じる生理的適応や反応の理解に繋がるとともに、運動の新たな効果やその機序の発見にも貢献できると考えられる。
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