研究課題/領域番号 |
18K10843
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 福岡大学 |
研究代表者 |
布目 寛幸 福岡大学, スポーツ科学部, 教授 (10270993)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | insoles / back-strength / インソール / 労働負荷 / 肉体労働 / 背筋力 / 足底圧分布 / 最大発揮筋力 / 足底装具 / スポーツパフォーマンス |
研究成果の概要 |
本研究では、科学的エビデンスに乏しいインソールの効果を2つの実験研究から検証した。 男子大学生30名を対象に背筋力への効果を検証した結果、ある特定の足部サポート形状を持つインソールが、最大背筋力を統計的に有意に増加させる効果があることが明らかとなった。一方、成人男女81名を対象に、肉体労働の労働負荷を低減する試みでは、対象群全体として統計的に有意なインソールの効果がみられない結果となった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、ある特定の足部サポート形状を持つインソールが、ヒトの最大筋力発揮(背筋力)を統計的に有意に増加させるという明確なエビデンスを提示することができた。その一方で、肉体労働の労働負荷低減へのエビデンスを提示することができなかった。これらの事実は、対象となる動作の運動強度と運動様式が関連していると考えられた。 本研究の社会的な意義として、インソールは高い強度におけるアイソメトリックな動作様式に対して効果的であることを示すことができたと考えられる。
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