研究課題/領域番号 |
18K10847
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 日本女子大学 (2020-2021) 東京大学 (2018-2019) |
研究代表者 |
小川 哲也 日本女子大学, 家政学部, 講師 (60586460)
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研究分担者 |
小幡 博基 九州工業大学, 教養教育院, 准教授 (70455377)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 走行 / 歩行 / 運動学習 / 経頭蓋直流電気刺激 / ヒトの走行動作 / 運動記憶 / ロコモーション |
研究成果の概要 |
ヒトの移動動作における代表的なモードの一つである走行について、トレーニングを通して生じる運動記憶(トレーニング効果)を脳の運動関連領域に対する電気刺激による興奮状態の変化から操作的に変更できる可能性について検討した。電気刺激により運動記憶を操作できるとの結果には至らなかった一方で、より簡易に当該の脳部位の興奮状態を変化させると想定される特殊な力学的条件下での歩行学習課題では、条件の変化に応じた特異的な運動記憶の想起が生じるとの結果を確認した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
走行動作のパフォーマンスの良し悪しはスポーツの多くの局面において、記録や勝敗に関わる重要な要素であり、また社会的にも、人々の日常生活における移動機能としても重要な役割がある。簡易に実施できる脳への電気刺激でそのトレーニング効果を操作的に変更できれば、走行動作のトレーニングを効率化できる可能性がある。またスポーツやリハビリの場面におけるトレーニング戦略の構築に対して有用な提案ができることが見込まれる。
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