研究課題/領域番号 |
18K10862
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 法政大学 |
研究代表者 |
荒井 弘和 法政大学, 文学部, 教授 (30419460)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 価値観 / アスリートセンタード / アクセプタンス&コミットメント・セラピー / 道徳教育 / 大学スポーツ協会 / アスリートファースト |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、大学生アスリートが持っている価値とその機能を解明し、自らの価値の明確化を支援するプログラムを開発することであり、以下の成果が得られた。(1) 大学生アスリートは、「他者をリスペクトする」など、多様な価値を持っている。(2) 価値が明確で、価値にコミットした行動を行っているアスリートほど幸福感が高い。(3) アスリートが持つ価値は、「スポーツパーソン」と「アスリート」という2つに大別できる。(4) 価値の明確化のプログラムに参加することで、自らの体験と価値との関連に対する気づきを得ることができる。とくに、異なる特性を持つ競技に取り組むアスリートの価値に触れることは有意義である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
(1) 現代のアスリートが持っている具体的な価値を抽出し、アスリートの価値が非常に多様であることが示された。(2) 明確な価値を持っているアスリートほど幸福感が高いことから、アスリートが明確な価値を持つことを支援することの意義が確認された。(3) アスリートが価値について考える際には、「スポーツパーソン」と「アスリート」という2つの側面が重要である可能性が示された。(4) アスリートが価値を明確にする作業によって、アスリートは様々な気づきを得ることができると示唆された。
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