研究課題/領域番号 |
18K10863
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
赤間 高雄 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (60212411)
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研究分担者 |
枝 伸彦 獨協医科大学, 医学部, 講師 (50711181)
及川 哲志 早稲田大学, スポーツ科学学術院, その他(招聘研究員) (20844997)
稲井 勇仁 東北文化学園大学, 現代社会学部, 助教 (80973990)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 脱水 / 唾液 / 脱水指標 / 熱中症 |
研究成果の概要 |
本研究では、熱中症の予防を目指して身体の脱水状態を評価するために、唾液を用いて体内の水分状態を反映する脱水指標を検討した。その結果、刺激唾液の唾液浸透圧の変動を求めることで脱水の有無を観察できる可能性が示唆された。一方で、唾液流量が多い場合はナトリウムの再吸収の影響で唾液浸透圧が上昇してしまうという問題点が考えられる。そのため、今後は唾液を濃縮させたうえでコペプチンELISAキットを使用し、コペプチンの検出の可否を検討する必要がある。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年の日本の夏期では熱中症の予防が国民の健康維持において重要な課題である。本研究では、熱中症の予防のために、身体の脱水を評価できる唾液中の指標を検討した。その結果、刺激唾液の唾液浸透圧の変動を測定することで身体の脱水を評価できる可能性が示された。しかし、唾液流量が多いとナトリウムの再吸収の影響で唾液浸透圧が上昇してしまうという問題があった。今後はより適切な唾液中の脱水指標を検討する必要がある。
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