研究課題/領域番号 |
18K10881
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 独立行政法人国立病院機構(京都医療センター臨床研究センター) |
研究代表者 |
同道 正行 独立行政法人国立病院機構(京都医療センター臨床研究センター), 臨床研究企画運営部, 研究員 (80625046)
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研究分担者 |
坂根 直樹 独立行政法人国立病院機構(京都医療センター臨床研究センター), 臨床研究企画運営部, 研究室長 (40335443)
二連木 晋輔 独立行政法人国立病院機構(京都医療センター臨床研究センター), 臨床研究企画運営部, 研究員 (70741156)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 褐色脂肪組織 / サーモグラフィ / 運動 / 遺伝子多型 / 身体活動 / 個別化 / 筋力 / 褐色脂肪 / 呼気アセトン / 個人差 |
研究成果の概要 |
運動による個人差の一要因として褐色脂肪組織が関連するかについて検討するために以下を行なった。これらの成果について学会発表ないしは論文発表を行った。 1) 褐色脂肪組織の簡易な評価法としてサーモグラフィ法を考案した。 2) サーモグラフィ法を用いて異なる運動習慣を持つ者の褐色脂肪組織を評価した。その結果、運動種目により褐色脂肪組織への異なる影響が観察された。 3) 寒冷暴露後の呼気アセトンは、長距離選手と比較して、短距離選手で有意に増加した。 4) 運動介入による効果と褐色脂肪関連遺伝子多型との関連を検討した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
運動療法は、生活習慣病の予防や改善に効果的であるがその効果には個人差がある。我々は、先行研究で、褐色脂肪組織 (BAT)に関連する遺伝子多型 (β3AR)が運動療法後の個人差に関連することを報告している。BATは交感神経刺激により熱産生やホルモン分泌をする組織である。しかし、BATの評価法である18FDG-PET/CT法による被曝などの制限により、運動がBATに与える影響について検討された研究は少ない。そこで、本研究では、簡易なBAT評価法の開発、および、それを用いた長期的な運動によるBATへの効果について検討を行った。本研究は、BATが運動療法による個人差の違いを説明するための一助となる。
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