研究課題/領域番号 |
18K10901
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 星薬科大学 |
研究代表者 |
竹ノ谷 文子 星薬科大学, 薬学部, 准教授 (30234412)
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研究分担者 |
山本 憲志 日本赤十字北海道看護大学, 看護学部, 教授 (70299329)
RAKWAL RANDEEP 筑波大学, 体育系, 教授 (70590850)
塩田 清二 星薬科大学, 先端生命科学研究所, 教授 (80102375)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 抗肥満ペプチド / 運動療法 / マウス / 点鼻投与 / メタボローム解析 / 脂質代謝 / ガラニン様ペプチド / 抗肥満作用 / 肝臓 / ペプチド / 肥満関連遺伝子 / 肥満関連遺伝子発現 |
研究成果の概要 |
我々は抗肥満作用あるガラニン様ペプチド(GALP)の点鼻投与と運動を併用し、効果的な肥満解消を狙い、新規の運動療法を試みた。 また GALP点鼻投与 と運動の両者と併用で抗肥満効果を試みるには、より詳細な遺伝子レベルでの解析が必要である。 そこで我々は、生活習慣病肥満モデル(DIO) マウスにおける GALP 点鼻投与での抗肥満効果を確認した。 さらに我々は、DIO マウスにGALP点鼻投与を行い、肝臓におけるメタボローム解析を行った。 その結果、DIOマウスへのGALP点鼻投与による抗肥満効果の一因として、脂肪酸β酸化と脂肪酸合成阻害が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
肥満に伴う、糖尿病、高血圧、脂質異常など、生活習慣病患者の増加は、世界的な社会問題である。しかしながら、肥満のメカニズムは多様であり、重度の肥満症の患者は、従来の食事療法や運動療法では十分な効果が見られず、リバウンドや継続困難で、断念する者も少なくない。このような背景から、効率的、かつ効果的な肥満治療や運動療法の開発は急務である。点鼻投与と運動の併用による抗肥満作用に関与するタンパクを同定することにより効率的で効果が得られる運動処方のデザイン作成が行える。
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