研究課題/領域番号 |
18K10965
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59030:体育および身体教育学関連
|
研究機関 | 東京都立大学 |
研究代表者 |
神尾 博代 東京都立大学, 人間健康科学研究科, 准教授 (30289970)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | 骨盤底筋群 / 脳機能 / NIRS / 超音波画像 / ウィメンズヘルス / ウイメンズヘルス / 随意収縮 / 骨盤底筋 / ウイメンズヘルスケア / 尿失禁 |
研究成果の概要 |
本研究では、尿失禁のない健常な若年女性を対象に、骨盤底筋群の随意収縮と手指の握り動作における脳活動の違い、および骨盤底筋群のトレーニング前後での脳活動の変化を検討した。2つの課題において、関心領域(補足運動野と運動前野)での脳血流量に違いがある傾向はみられたが、骨盤底筋群の収縮と手指握り動作による脳活動に有意差は認められなかった。個々の対象者では、骨盤底筋群の収縮と手指の握り動作における脳活動に個人差がみられることがわかった。骨盤底筋群のトレーニング前後で骨盤底筋群の改善は確認されたが、脳活動の違いを明らかにすることはできなかった。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
骨盤底筋群の随意収縮を脳機能の側面から理解することは、学習効果の高い運動療法の開発において重要である。本研究(骨盤底筋群の随意収縮と手指の握り動作における脳活動の違い、および骨盤底筋群のトレーニング前後での脳活動の変化)の結果より、脳活動には個人差があること、補足運動野と運動前野に脳血流量に違いがある傾向はみられた。これらの結果から、脳活動の変化を考慮した、学習効果の高い運動療法の開発に貢献でき、尿失禁に悩む女性のQOL向上につながる社会的意義があると考える。
|