研究課題/領域番号 |
18K10974
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59030:体育および身体教育学関連
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研究機関 | 東洋大学 |
研究代表者 |
大上 安奈 東洋大学, 食環境科学部, 准教授 (00550104)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 運動トレーニング / 静脈血管適応 / 血圧応答 / 静脈血管伸展性 / 持久性運動トレーニング / 静脈コンプライアンス / 静脈還流 / 最大酸素摂取量 / 血圧調節 / 静脈容量 / 循環調節 / 身体トレーニング |
研究成果の概要 |
本研究では,運動トレーニングに伴う静脈血管伸展性の増大は,トレーニングに付随して生じる生体応答の適応に関与するのかを明らかにすることを目的とした.健康な若年成人において,短期間(8週間)の間欠負荷運動トレーニングは,下腿部静脈血管伸展性増大および運動時の収縮期血圧低下を生じさせるが,血圧応答の適応に対して静脈血管伸展性増大はほとんど関与しないことが明らかとなった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
運動トレーニングに伴う静脈血管機能の改善(適応)が生体にもたらす効果に関する検討は,動脈血管における知見と比較して少ない.本研究では,運動トレーニングに伴う静脈血管機能向上の生理的意義を解明しようとしている点に学術的意義がある.また,循環システムに対して静脈血管伸展性向上がもたらす効果を明らかにすることで,循環器系疾患予防のための,ひいては健康寿命延伸のための健康施策の考案につながる点に社会的意義があるといえる.
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