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散発性アルツハイマー病解明に向けた脳におけるアポE含有リポタンパク代謝経路の解析

研究課題

研究課題/領域番号 18K10995
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分59040:栄養学および健康科学関連
研究機関愛媛大学

研究代表者

藤野 貴広  愛媛大学, 学術支援センター, 准教授 (40292312)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2024-03-31
研究課題ステータス 完了 (2023年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワードアポE / リポタンパク / HDL / リポタンパク受容体 / アルツハイマー / アポE / アポリポタンパクE / 中枢神経系 / コレステロール
研究成果の概要

糖鎖修飾を受けたヒト・アポE2、3、4及び糖鎖修飾を受けない同様のアポE変異体の発現及び精製系を確立した。これらを用いてアポE-nHDLを調製し、神経損傷モデルのマウス脳室内に注入し、その動態を解析したが神経細胞へのアポE-nHDLの取込みは見られなかった。また、調製したアポE及び家族性変異タウ蛋白を線維化タウ蛋白シードと共に神経由来の培養細胞に導入したが、変異タウ蛋白の凝集体やリン酸化状態に変化は見られなかった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では、これまでほとんど注目されてこなかったアポEの糖鎖修飾が与えるアポEアイソフォーム間の生理機能の違い、特に神経細胞への影響を解析した。本研究による中枢神経系におけるアポE含有リポタンパク代謝の解析を通じて、散発性アルツハイマー病発症におけるアポE4の役割を解明することで、病態解明や予防、さらには治療の基礎を築くためのいくつかの知見が得られたと考えている。

報告書

(7件)
  • 2023 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2025-01-30  

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