研究課題/領域番号 |
18K11053
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59040:栄養学および健康科学関連
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研究機関 | 国際医療福祉大学 |
研究代表者 |
高橋 芳久 国際医療福祉大学, 医学部, 教授 (70334381)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | ポリアミン / 非アルコール性脂肪性肝疾患 / 非アルコール性脂肪性肝炎 / 性差 |
研究成果の概要 |
本プロジェクトでは、まず代表的な非アルコール性脂肪性肝疾患モデルマウスの性差を調べる研究を行い、それに引き続いて非アルコール性脂肪性肝炎モデルマウスに対する3種のポリアミンの効果を調べる研究を行った。その結果、TSODマウスやdb/dbマウスの肝病変の性差は、ヒトに類似する経時的変化を示すと考えられ、FGF21の発現レベルが雌雄差に関与している可能性が示唆された。また、3種類のポリアミンの中でもプトレシンがマウスのNASHを抑制する可能性が考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ヒトの非アルコール性脂肪性肝疾患には性差が見られるが、それを反映する動物モデルはこれまで確立されていなかった。本研究で、TSODマウスやdb/dbマウスの自然発生肝病変はヒトに類似する性差を示すことが示され、これらは性差に関する研究に使用可能なことが示唆された。また、ポリアミンの非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)に対する効果を調べた研究はこれまでにほとんどなかったが、本研究で、ポリアミンの中でもプトレシンがマウスのNASHを抑制する可能性が示唆された。
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