研究課題/領域番号 |
18K11073
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59040:栄養学および健康科学関連
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
篠畑 綾子 岡山大学, 保健学域, 助教 (70335587)
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研究分担者 |
臼井 真一 鳥取大学, 医学部, 教授 (50346417)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | HDL / コレステロール / 非アルコール性脂肪肝炎 / 生活習慣病 / 非アルコール脂肪肝炎 |
研究成果の概要 |
高脂肪・高コレステロール飼料(HFC)で飼育したラットでは脂肪肝と肝線維化が確認され,血清HDL-コレステロールが顕著に増加した。肝臓ではコレステロール蓄積が見られ,HDL生合成に関与するABCA1の発現が増加したため,HDLが肝臓に蓄積したコレステロールの搬出に関与している可能が示唆された。しかし,この動物実験の結果は細胞培養実験では再現できておらず,さらなる検討が必要である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今回のラットの実験では,肝臓にコレステロール蓄積が起きると,肝ABCA1発現が増加し,血清HDL-コレステロールが増加するメカニズムが推定された。このHDL-コレステロールの増加が単純性脂肪肝から脂肪肝炎への移行に対し防御的に働いているかどうかを今後明らかにすることができれば,NASHの予防や治療法の確立に貢献することが期待される。
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