研究課題/領域番号 |
18K11136
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59040:栄養学および健康科学関連
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研究機関 | 高崎健康福祉大学 |
研究代表者 |
河原田 律子 (那須律子) 高崎健康福祉大学, 健康福祉学部, 准教授 (60383147)
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研究分担者 |
中村 彰男 実践女子大学, 生活科学部, 教授 (30282388)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 妊娠 / 糖尿病 / 脳 / n-7系不飽和脂肪酸 / 脳神経細胞 / 高血糖 / 脳神経 / 胎児 / 糖尿病妊娠 / 糖化 / 神経 |
研究成果の概要 |
GDMラットおよびGDMモデル細胞を用いて、妊娠中の高血糖環境が生まれた子どもの神経細胞に与える影響を検討した。さらに、GDM細胞にパルミトレイン酸を投与し、高血糖曝露が神経細胞に及ぼす影響を改善できるかを検討することを目的に研究を行った。GDMラットから生まれた仔の大脳において、たんぱく質が過度にAGE化されることでインスリンシグナルが阻害されることを明らかにした。またGDM細胞において、AGEsやAGEs受容体であるRAGEの発現が亢進することで、ROSの産生や炎症シグナルが惹起され、アポトーシスが誘導されることが示唆された。さらにパルミトレイン酸には改善効果があることが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
年々、妊娠糖尿病や糖代謝異常妊婦が増えており、妊娠中の厳格な血糖管理が必要であり、栄養管理が重要であることが報告されている。しかし、妊婦への栄養指導は、妊娠糖尿病になってからでは遅く、妊娠前からの栄養管理が重要である。そこで、今回のような基礎研究を通して得られた知見を発信し、医療者だけでなく、妊娠を考える女性自身が考えることができるよう研究を進めていくことが必要だと考える。
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