研究課題/領域番号 |
18K11156
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分60010:情報学基礎論関連
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
浅田 和之 東北大学, 電気通信研究所, 助教 (00570251)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 関数型プログラミング言語 / 表示的意味論 / 完全抽象モデル / プログラム検証 / 線形論理 / 量子プログラミング言語 / 圏論 / 交差型 / ゲーム理論 / 高階プログラム検証 / 高階不動点論理 / 圏論的意味論 / 線形代数 / 量子プログラミング / ゲーム意味論 / モデル検査 / 非決定計算 / 関数型言語 / ラムダ計算 / 高階文法 / 確率計算 / 量子計算 / 反復補題 / プログラミング言語 / 普遍的モデル / 多相型 / 再帰型 |
研究成果の概要 |
本研究により複雑な計算効果を備えたプログラミング言語の有用なモデルを一般性のあるフレームワークの形で与えることができ,特にその中の関数型量子プログラミング言語のモデルは既存モデルとは違う角度での性質を明らかにすることができた.またその意味論の発展は更に多くの技術的課題とその解決へのアイデアを生み出し,分野のさらなる進展が見込めるものとなった. また理論的技術を基盤としたモデル検査への応用を研究し,新しいアルゴリズムの実装などにもつなげることができた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で得られたプログラミング言語の表示的意味論の成果は,分野のまとまった成果を一般性を持って再構成するものであり,新しい長期的な視点を分野に提供するものであり,今後の意味論分野の発展に大きく寄与するものである.また量子計算の機構を備えた関数型プログラミング言語は今後ますます重要となるものであり,その意味論的成果は大きく社会に資する研究である.本研究の意味論的技術はモデル検査などへの応用も期待でき,ソフトウェア工学的にも価値の高い技術である.
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