研究課題/領域番号 |
18K11212
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分60040:計算機システム関連
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
倉地 亮 名古屋大学, 情報学研究科, 特任准教授 (10568059)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 組み込みシステム / 組込みセキュリティ / 情報セキュリティ / 自動車 / 評価手法 / 設計手法 / In-vehicle Systems / Security / Controller Area Network / セキュリティ / 制御システム / 組込みシステム |
研究成果の概要 |
本研究では,自動車のサイバーセキュリティ確保に向けた車載電子制御システムに対する設計手法や検証手法の確立を目的とする.車載電子制御システムには,ECU(Electronic Control Unit)と呼ばれる制御用のコンピュータが多数搭載された分散制御システムであり,安全に自動車の走る・止まる・曲がるを実現することが求められる.近年では,セキュリティ上の脅威が多数指摘されており,今後は,自動運転の実現もあり,ますますサイバーセキュリティ強化が必須になることが予想されている.このため,本研究では,これらを対象に脅威の分析手法,攻撃手法に対抗する強化策,評価手法などを包括的に研究した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
国際基準や国際標準が策定されたことにより,自動車の制御システムのサイバーセキュリティ強化が必須となってきている.このため,自動車の設計時に脅威を分析し,評価し適切な強化策を導入することが要求されている.しかしながらその一方で,どのように分析,強化,評価すべきかの手法は確立されていないことが課題である.このため,本研究ではこれらの手法の確立と業界標準技術としての提案を目指す.
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