研究課題/領域番号 |
18K11228
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分60040:計算機システム関連
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研究機関 | 京都産業大学 |
研究代表者 |
吉村 正義 京都産業大学, 情報理工学部, 准教授 (90452820)
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研究分担者 |
細川 利典 日本大学, 生産工学部, 教授 (40373005)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | トロイ回路 / ブラックボックス / ホワイトボックス / SATソルバー / モンテカルロツリーサーチ / 入力系列生成 / IPコア / 内部状態 / 到達不能状態 / ハードウェアトロイ回路 / 等価性検証 |
研究成果の概要 |
LSIの設計データであるIPコアに含まれる恐れのあるトロイ回路を検出する技術について開発を行った.動作中にあまり用いられれない内部状態において起動するトロイ回路は検出しずらい.このあまり用いられれない状態を検出するために,SATソルバーとモンテカルロツリー探索を用いた手法を開発した.小規模と中規模なベンチマーク回路に対しては比較的短時間で精度良く目的となる状態を特定できた.一方,大規模なベンチマーク回路に対する探索時間は長かった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
情報化社会において,LSIは基盤となる部品であり,LSIの信頼性や安全性が損なわれると,情報化社会の信頼性安全性にも大きな影響を与える.本研究は,LSIの信頼性と安全性をLSI設計レベルで高める技術である.本研究は,LSIの設計段階において,LSIに悪意のある回路が含まれていないかの判定に用いられる.LSIへの悪意のある回路の混入を防ぐことで,情報化社会の信頼性と安全性の向上に貢献する.
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