研究課題/領域番号 |
18K11238
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分60050:ソフトウェア関連
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
林 晋平 東京工業大学, 情報理工学院, 准教授 (40541975)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | リファクタリング / ソフトウェア自動進化 / 探索ベースソフトウェア工学 / 対話的システム / 不吉な臭い / 対話型システム / 自動ソフトウェア進化 |
研究成果の概要 |
本研究では,より現実的な自動リファクタリングの実現に向けて,保守性に留まらない様々な観点を考慮したリファクタリング探索を実現すると共に,探索の対話的制御のためのリファクタリング結果の効率的なレビュー方法の確立を目指すものである.主たる結果として,ソースコード品質以外にレビューの容易性を考慮する,多目的最適化に基づくリファクタリング探索手法を開発した.また,リファクタリングを適用すべき品質低下箇所を特定する手法を開発した.さらに,複雑にリファクタリングが行われた変更をレビューするための環境を実現した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で提案する手法は,これまで主にソースコードの保守性に基づいていたリファクタリング探索技術を,後段の分析の容易性を考慮しながら行うもので,このような品質特性に基づく手法には学術的新規性がある.また,提案手法の考え方は自動リファクタリング探索手法が出力するリファクタリングの適用可能性を向上させ,これまで十分には利用されてこなかったリファクタリング探索の技術を通常のソフトウェア開発に浸透させることに貢献するため,多様なソフトウェア開発の品質を向上させることが期待できる.
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