研究課題/領域番号 |
18K11243
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分60050:ソフトウェア関連
|
研究機関 | 和歌山大学 |
研究代表者 |
大平 雅雄 和歌山大学, システム工学部, 准教授 (70379600)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | モダンコードレビュー / High Impact Defects / ソフトウェア品質 / ソフトウェア保守 / 欠陥除去 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は,High Impact Defects (HID) の混入をモダンコードレビューの段階で防ぐ手段を提供することである.本研究課題では以下の研究目標を設定し研究を実施した. (研究目標1) HIDの見逃しレビューの実態調査: HID混入時とHID発見後のコードレビューを比較分析し,HIDの見逃し原因と除去方法を明らかにした.(研究目標2) HID混入判別モデルの構築と評価: コードレビュー開始時にHIDに関係するコードかどうかを判別するためのモデルを構築した.(研究目標3) HID除去方法の知識ベース化: HIDを素早く,かつ,安全に除去するのを支援する知識ベースを構築した.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年普及しつつあるモダンコードレビューにおいて重大な欠陥 (HID) を見逃す根本原因については不明なままであった.本研究では,HIDの見逃し原因と除去方法を明らかにするとともに,HIDの混入を判別するモデルを構築した.さらに,HID除去方法に関する知識ベースを構築した.信頼性の高いモダンコードレビューの実施を支援するという観点で,研究成果の社会的意義は大きいと考えている.
|