研究課題/領域番号 |
18K11247
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分60050:ソフトウェア関連
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研究機関 | 法政大学 |
研究代表者 |
佐々木 晃 法政大学, 情報科学部, 教授 (90396870)
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研究分担者 |
廣津 登志夫 法政大学, 情報科学部, 教授 (10378268)
伊藤 克亘 法政大学, 情報科学部, 教授 (30356472)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | プログラミング言語 / 言語処理系 / 開発環境 / 言語推定 / コンパイラ / プログラミング言語生成系 / エディタ / プログラミング言語処理系 / ライブプログラミング / ドメイン特化言語 |
研究成果の概要 |
新規プログラミング言語の開発は、開発者の知識と職人的技術に頼って行われることが多い。本研究では、得たい言語の設計があいまいでも、行きつ戻りつしながら「探索的」に言語設計と実装を行える手法の開発を目標とする。言語開発において開発者は、(1) 目標とする言語によるプログラム例を構想する、(2)これに基づいた抽象化を行う、これらを繰り返すことで言語設計を得る。本研究ではこの暗黙のプロセスを明示的にする手法を明らかにし、言語開発の負担軽減を目指した。具体的には、言語設計者が複数のプログラム例を提示し、これらの例を解釈、実行可能な言語処理系の実装を効果的に導く手法を提案した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、例文を用いた段階的・対話的アプローチによるプログラム言語の構文構築手法を提案した。本手法では、開発者が新規言語の「例文」の一部をシステムに与え、システムは言語の構文を推論し開発者に提示する、この作業を繰り返す対話的なアプローチを採用した。対話的な手法によってシステムが言語設計の一部である構文を推論する点、また構文解析法や形式文法の違いにとらわれずに構文を構築することが可能となる点が新規である。また、応用研究として、例題を用いて汎用言語のサブセット言語を得るための研究を行った。本研究においては、言語サブセットを例題から生成する手法が新規的である。
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