研究課題/領域番号 |
18K11255
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分60060:情報ネットワーク関連
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
杜 平 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 特任准教授 (10462912)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | Internet-of-Things (IoT) / Mobile Network / Context-aware / COVID-19 / Local 5G / Privacy-Preserving / 3C Sensing / Internet-of-Things / Software-defined Network |
研究成果の概要 |
本プロジェクトでコンテキストアウェアなセンサーやルーターを実装。センサー名やデバイスIDなどのコンテキストをデータパケットのトレーラに付加。IoTルータは、パケットがネットワークに入る際にセンサーのコンテキスト情報を取得し、それに応じてデータ処理を行う。 本プロジェクトで複数のアプリケーションの開発も実施。一例として、キャンパス内でのCOVID-19の感染拡大を抑制するため、人口推定を目的としたIoTシステムを構築した。これは大学で授業が再開した際の「新しいライフスタイル」を見守ることに役立つものであり、実用的な価値が高いシステムである。また、海洋環境モニタリングなどアプリケーションも開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学術的意義では、設計されたコンテキストアウェアネットワークアーキテクチャは、パケットトレーラにアドレス指定可能でルーティング可能なコンテキスト情報を初めて定義したものである。このアーキテクチャは、データ指向ネットワーク(ICN)の利点と、現在のインターネットに漸進的に展開できる利点を兼ね備えている。 社会的意義では、複数のアプリケーションを開発した。一例として、キャンパス内でのCOVID-19の感染拡大を抑制するため、キャンパス内の人口推定を目的としたコンテキストアウェアIoTシステムを構築した。このように、3Cシステムは人々の「新しいライフスタイル」を見守るという点で、強い実用性を持っている。
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