研究課題/領域番号 |
18K11256
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分60060:情報ネットワーク関連
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
小林 克志 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 特任准教授 (90251719)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | インターネット / ルータ / ネットワーク品質 / ネットワーク遅延 / パケットスケジュラー / ネットワークアーキテクチャ / 通信方式 / 実時間 |
研究成果の概要 |
ネットワーク遅延はネットワークアプリケーションの体感品質に直結することが知られている.我々はアプリケーション毎の遅延要求に応えるネットワークアーキテクチャ LAWIN(Latency AWare INternet)を提案してきた. LAWIN の広帯域基幹ネットワークでの実現性を示すため, LAWIN に必要なパケットスケジューラのハードウェア実装をおこない,既存パケットスケジューラと同等の帯域性能を得た.さらに既存インターネットとの置換可能性を示すため,既存トラフィックへの影響を実システム上で評価し,遅延要求を満たしつつトラフィックの振る舞いへの影響は軽微となることを確認した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究が目指すアプリケーションごとの遅延要求に応えるインターネットが実現すればアプリケーション体感品質の向上だけではなく、IoT (Internet of Things)では、取得したデータをもとに制御をおこなうセンサーからアクチュエータにいたる処理における実時間性の向上も期待できるなどその波及範囲は大きい。
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