研究課題/領域番号 |
18K11258
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分60060:情報ネットワーク関連
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研究機関 | 電気通信大学 |
研究代表者 |
大坐畠 智 電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 准教授 (30361744)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | CCN / ブロックチェーン / QoS / キャッシュ |
研究成果の概要 |
コンテンツセントリックネットワーク(CCN)において、通信品質(QoS)を考慮して動画配信するためのアーキテクチャを提案した。 まず、CCNにおいてストリーミングに対応した早期に輻輳回避する再生ビットレート選択を実現するために、ルータがクライアントに明示的に輻輳状況を通知する方式を検討し、シミュレーションにより評価を行ないQoS, QoEが改善することを明らかにした。 次に、それぞれのルータでコンテンツに対応した通信品質制御をするために、ブロックチェーンを用いてコンテンツを登録する仕組みをCCN上に実装した。CCN上のブロックチェーンにコンテンツを登録し、検索性能を評価を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
インターネットのトラヒック量は増加しつづけており、これまでのネットワークアーキテクチャでトラヒックを収容できるかという課題がある。さらに、今後、インターネットの通信は主として動画コンテンツであり、ユーザからすると、コンテンツを入手できれば、入手先はこだわらなくなってきている。本研究では、コンテンツ指向ネットワークであるCCNにおいて、必要な帯域幅を確保できるような方式を明らかにし、動画配信を効率よく実現している。さらにコンテンツをブロックチェーンで管理する仕組みを設計し、その有用性を明らかにするすることで提案方式が実用的なアーキテクチャに近づけることができている。
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