研究課題/領域番号 |
18K11271
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分60060:情報ネットワーク関連
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研究機関 | 広島市立大学 |
研究代表者 |
高野 知佐 広島市立大学, 情報科学研究科, 教授 (60509058)
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研究分担者 |
會田 雅樹 東京都立大学, システムデザイン研究科, 教授 (60404935)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 社会ネットワーク / 振動モデル / ユーザダイナミクス / グラフ理論 / オンライン社会ネットワーク / ネット炎上 / ノード中心性 / 減衰振動 / アクティビティ伝播 / Twitter / 摂動論 / ソーシャルネットワーク分析 / ネットワーク構造推定 |
研究成果の概要 |
固有ベクトルの符号決定処理が指数時間となる問題を克服し,多項式時間で社会ネットワーク構造を推定する方式を検討した.また,対称行列を用いてノード間のある種の非対称相互作用から生成されたネットワーク上のダイナミクスを記述するための新しい振動モデルを提案した.さらにLaplacian行列の固有値0の縮退によって引き起こされる炎上現象のメカニズムとその特性を調査した.ネットワーク上の振動ダイナミクスの共鳴を使用してラプラシアン行列を間接的に決定する方法を提案した.その他,DDoS攻撃におけるパケット損失を防ぐ方式を提案し,リソースの負荷分散とデータ転送効率を向上させる経路選択コスト算出法を提案した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
情報NWの発展によりオンラインソーシャルネットワーク(OSN)上の活動が持つ影響力が高まっている.その影響は情報NW自身の安定運用への影響にとどまらず,実社会にも大きな影響を与えている.特に,OSN上で発生するネット炎上などの爆発的なダイナミクスは,情報NWの負の側面として大きな社会問題になっている.人間関係のリンクの強さは,電子メールのようなトラヒック量とは必ずしも一致しないため,リンク構造をトラヒック観測から直接知ることはできない.直接観測できないOSNの構造を,間接的に推定するためにはどうすればよいだろうか?本研究の核心をなす学術的「問い」を大きな視点から表現したものである.
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