研究課題/領域番号 |
18K11276
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分60060:情報ネットワーク関連
|
研究機関 | 工学院大学 |
研究代表者 |
水野 修 工学院大学, 情報学部(情報工学部), 教授 (80508846)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | 情報指向ネットワーク / 耐遅延ネットワーク / 減災 / データ配備 / コンテンツ流通 / 災害 |
研究成果の概要 |
災害等の不安定なアクセスネットワーク状況下において,情報指向ネットワーク(ICN)や耐遅延ネットワーク(DTN)をもとにしたネットワークで,要求されるデータを予測し,キャッシュに配備す,効率的に伝搬する手法を確立することを目的とする. データの発・受信者の属性の着目した情報の人気度を考慮したICN擬似プッシュ形の情報配備方式,情報の重要度に着目したDTN情報伝搬方式を確立した.また,プライバシー保護の観点から情報の流通方式を検討し,情報開示制御を行うデータベース方式およびチケット方式について性能評価した.さらに,実験を通じて実環境下における動作確認および性能の検証を実施した.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
災害時など通常と違う状況下では,ネットワークアクセスが不安定になる.また,通常時においても建物や環境計測に使うセンサからの情報収集においても不安定な状況を考慮する必要がある.本研究では,そのような制約の大きいネットワークににおいて,あらかじめ必要と思われるデータを配信したり,重要なデータを優先して伝搬しつつそれ以外のデータの伝達を担保することで,効率がよい情報伝送方式を確立した.また,実用に際し課題となるプライバシを保護法について検討をすすめた.
|