研究課題/領域番号 |
18K11281
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分60060:情報ネットワーク関連
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研究機関 | 神奈川工科大学 |
研究代表者 |
塩川 茂樹 神奈川工科大学, 情報学部, 教授 (30303689)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 無線マルチホップネットワーク / 無線センサネットワーク / 情報指向型ネットワーク / 遅延耐性ネットワーク / 階層クラスタリング / キャッシュ方式 / 送信電力制御 / オーバヒアリング / スリープ制御 / モバイルエージェント / ルーティング |
研究成果の概要 |
特殊なネットワークインフラを用いることなく,広範囲に存在する多数の移動体無線端末のみで構成される無線マルチホップネットワークは,通信インフラが崩壊した環境あるいは通信インフラ構築自体が困難な環境での情報収集を可能にするネットワーク技術である.本研究では,実用に耐えうる無線マルチホップネットワークの実現に向けて,データ到達の信頼性向上および無線端末の通信に関わる消費電力の削減を目的としたルーティングプロトコルの開発を行い,その有効性を実証した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果は,無線マルチホップネットワークの信頼性向上およびデータ送信処理の省電力化の達成を図るために,研究代表者がこれまでに開発してきたモバイルエージェント技術をさらに洗練させるだけでなく,送信電力制御,通信機能停止制御など省電力化に関する主要技術として従来単独で開発研究が行われてきたものを,モバイルエージェントと有機的に組み合わせる画期的な手法について検討した点で,学術的意義がある.また実用に耐えうる無線マルチホップネットワークを実現させることは,災害時をはじめネットワークインフラを必要としない環境での情報収集を容易にさせることであり,本研究成果が持つ社会的意義も大きい
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