研究課題/領域番号 |
18K11308
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分60070:情報セキュリティ関連
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
藤野 毅 立命館大学, 理工学部, 教授 (60367993)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | センサセキュリティ / 計測セキュリティ / 測距センサ / 遠赤外線カメラ / 超音波センサ / LIDAR / タイムオブフライト方式 / 耐タンパ測距手法 / センサフュージョン / 車載セキュリティ / ディープラーニング / 赤外線カメラ / IoT / セキュリティ / センサ / 車載 / 耐タンパ |
研究成果の概要 |
周囲の物体を測距センサ等で検知して衝突を回避するための運転者への警報通知や,さらにブレーキやアクセル,ハンドルを自動制御するシステムなどが,自動車運転支援システムとして近年実用化されている.このようなシステムの安全性を高めるためには,周囲の物体を正常に検知することが必須であるが,近年外部から物理的な攻撃を行い,センサの値を測定不能または改ざんするような手法が学会で発表されている.このような攻撃を回避するための「耐タンパセキュアセンシングシステム」の研究を行った.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究では,超音波測距センサを用いて,計測の不能化や計測値の改ざんなどの攻撃が可能であることを実証した.これに対して,センシングする超音波の波形処理や時系列情報を用いて攻撃を検知する耐タンパセンシング手法の研究を行った.また,可視光・赤外線イメージセンサを用いたセンサフュージョンの研究・LIDARを用いた自己位置推定や地図作成を行う際の攻撃手法の研究も行い,学会発表等を通じて学術に貢献した. これらの研究成果は,車載応用だけでなく,センサをもちいて周囲の情報を取得し動作を判断するような,さまざまな機器(ロボット等)での応用が期待でき,広範な社会で使用される機器の安全性・信頼性の向上が期待できる.
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